こんにちは、安藤匡子です。

今日は、朝から雨がふり、少し肌寒く感じられます。
昨日は、ももちの福岡市立博物館で葛飾北斎展を観てきました。
最終日の日曜日とあって、かなりの人出でした。

                     

北斎といえば、「富嶽三十六景」ですが、その中でも、すぐ思い出されるのは、
大波と小船と富士の絶妙なバランス「神奈川沖波裏」でしょうか。
展示では、その製作過程なども紹介してあり、皆さん食い入るように見入っていました。

しかしその有名な風景版画は、そのほんの一部で。北斎のしごとは、現在の日本の文化の基盤になっているんだということに衝撃をうけました。
遠近法絵画への取り組み、人や動物の生き生きとした描写、自然のうつくしさ、江戸文化の資料としての文化的価値、詫び、さび・・・・
私が想像していたより、はるかに偉大な方であったということ、20歳から90歳までの70年間のあいだ、常に作画への執念を燃やし続け、その間、常に新たな、分野に挑み、画法や様式までも、次々変貌させ続けていたという、事実に感激しました。
北斎のような、素晴らしい才能は持っていなくても、こういう生き方は、私も忘れてはならないと自分に言い聞かせて帰ってきました。
                                  

     

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